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私たちは産学連携にも取り組んでいます。
鈴鹿商工会議所の『SUZUKA産学官交流会』の一員として、今後の『伊勢型紙』のあり方・存続手法などを独自の思考のもと進めています。

そんな繋がりの中、鈴鹿工業高等専門学校・鳥羽商船高等学校のエンジニアリングデザイン教科書編纂委員会発刊の『事例に学ぶエンジニアリングデザイン(上下巻)』の表紙用にOKOSHIKATAGAMIのデザインを寄贈させていただきました。

この著書は専門的ではありますが、エンジニアリングデザイン能力について書かれた教科書です。
現役・OBの技術者の方々から今後の技術開発・技術者育成、質の向上を目的とした内容となっています。

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2011年4月にショールームがオープンしました。

従来、『伊勢型紙』と言えば 額に入れて部屋の壁に掛ける・・・といった光景がよく見受けられました。
しかもその『型紙』は残念な事に 風景や人物などを絵画的に彫刻表現されていて
凡そ元来の『伊勢型紙の文様・意匠の素晴らしさ』が反映されていません。

このショールームに於いては、、『伊勢型紙』の原点に立ち返り 本来ありのままの、『伊勢型紙』をお見せしたいとの思いで作られています。

ショールーム内でバックライトで浮き上がる本来の、『伊勢型紙』。
そして、そのデザインを拡大、型抜きしたパネル装飾。
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『伊勢型紙』は見せ方次第で、多様な可能性を発します。
それは その文様・意匠・デザインが本質的に優れている〝あかし〟です。


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この装飾美豊かな意匠がテキスタイル、建築、インテリアなど新しい分野に羽ばたいていく事を願います。
いえ、既に始まっています。

今まではオコシ型紙商店が何を扱っているのか・・・一般の方々には漠然として掴み処が無かった事でしょう。
しかし、この装飾パネルを一見すればココが『何屋さん?なのか』お分かり戴けるようにとの思いを込めています。

江戸時代には視覚に訴える看板を軒先にぶら下げるという事が当たり前でした。
文字ばかりが氾濫している現在、私たちは敢えてその先人の知恵をお借りし、
且つそれ以上のイマジネーションを掻き立てたいと思っています。


文様が創る美しいシルエットが地面に映し出されています。

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このプロジェクトに情熱を尽くして頂いた設計: (株)エムデザイン一級建築士事務所 前川佳範氏、施工: (株)清水屋さんに深く感謝いたします。


このショールームの見学は事前に電話での予約が必要です。ご了承ください。

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